非常識な横浜市立中学の教師
横浜市立中学の国語教師が生徒を侮辱した最近の事件。
発端は教師が生徒に与えた習字の宿題。
ある女生徒が確かこのような意味の詩を書いて持ってきた。
「花は咲く、ただひたすらに咲く」
ちょっとぶっきらぼうにも見えただろうがが、しっかりとした字体だったろう。
相田みつをの作品の一つである。
これを見た教師は顔に傷のあるような手のしぐさをして、「これが書いたみたいだ」と発言。
それ以来、彼女はみんなからふざけて、やくざ呼ばわれしたとか。
国語教師が相田みつをを知らないのか。こんな常識を知らぬ教師が横浜市立中学で教鞭をとっていることが、実に恥ずかしい。
私が相田みつをを知ったのはいつ頃だろう。鮮烈な記憶があるのは去年の夏の朝日新聞の記事だ。
山口真理子さん。名前をはっきりと覚えている。彼女は産婦人科での乳がん検診の誤診で、余命半年と宣告された。乳がんの専門は産婦人科ではなかったことを後に知る。これがきっかけで大規模なピンクキャンペーンが始まったと理解している。
気を落とした彼女に、なんとか励まそうと夫が連れて行った場所。それが、銀座にある相田みつを美術館。
特に感銘を受けた作品は、
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」
この掛け軸を買ってあげたという。その後、彼女がどうなったかは知らない。
相田みつをの生き様は最近、テレビでもドラマ化された。海外にいたので、見られなかったが。
国語教師が相田みつをを知らなかったのは無知としても、その女生徒をやくざ扱いしたのはその女生徒の純粋な心を傷つける許しがたい行為。相田みつをの作品はすばらしい。元気になる。心が洗われる。相田みつをの作品に目を向けたその女生徒の感性はすばらしい思う。
この話には続きがある。卒業写真の編集時に、彼女の顔写真に斜めに黒ペンが塗られたとか。それを担当教師がチェックしたにもかかわらず、そのまま印刷に通し、配布された。その後、彼女の親の抗議で、回収、再発行されたが。学校という狭い場所にとらわれると、こうも常識というものが、なくなるのか。大きな話にはなるが、文部科学省の教育体制に一端がある。
非常識な大人にその一生を振り回されず、彼女にはがんばって生きてと願う。
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